【東広島市 古建具取り付け】和の雰囲気を演出!古建具を活かす住まいの工夫

1. はじめに
現代的な住まいにも温かみや落ち着きのある「和」の要素を取り入れたいと考える方が増えています。そんな想いを叶えてくれるのが「古建具」の活用です。古建具とは、古民家や旧家などで使われていた障子や格子戸、欄間などの建具を指し、味わい深い風合いや手仕事ならではの繊細さが特徴です。
東広島市でも、古建具を現代住宅に取り入れるリフォームやリノベーションが注目されており、和の趣を残しつつ、機能性とデザイン性を兼ね備えた空間づくりが可能です。本記事では、古建具を取り入れる魅力と活用法についてご紹介します。
2. 古建具がもたらす空間演出
古建具を取り入れることで得られるのは、単なる見た目の変化にとどまりません。空間に落ち着きや風格、そして自然との調和をもたらす効果があります。
2.1. 温かみのある素材感が心を癒す
古建具には、長年使い込まれた木材ならではの風合いや、時を重ねたことで生まれる深みがあります。現代の新建材ではなかなか再現できない、独特の色味や質感が、空間全体に落ち着きを与えてくれます。
特に無垢の木材や手作業による格子、繊細な彫り模様などは、目に触れるたびに心を穏やかにし、日常の中に自然と安らぎをもたらします。こうした素材のもつ「本物感」は、住まいの価値を一段と引き上げる要素にもなります。
2.2. 光と風をやさしく取り入れる機能性
古建具の中でも特に人気のある「組子障子」や「格子戸」は、完全に視線を遮るのではなく、光や風をやわらかく通す工夫が凝らされています。これにより、室内が柔らかな自然光で満たされ、外とのつながりを感じられる心地よい空間になります。
また、空間を仕切りながらも閉塞感を与えないため、間仕切りや扉として活用することで、空間を広く感じさせる効果も得られます。和の知恵が詰まった古建具は、見た目の美しさだけでなく、暮らしやすさにも大きく貢献します。
2.3. インテリアのアクセントとしての存在感
古建具はその存在自体が空間のアクセントになり、他のインテリアとは一線を画す個性を演出してくれます。特に現代的な内装と組み合わせることで、コントラストが際立ち、上質で奥行きのある空間が生まれます。
建具としての使用にとどまらず、アートピースのように壁に立て掛けたり、間接照明と組み合わせて飾ったりするアレンジも可能です。インテリア好きな方にとって、古建具はセンスの光る演出アイテムとして大きな魅力を持っています。
3. 古建具を取り入れる場所とその効果
古建具の魅力を活かすには、設置する場所や使い方に工夫が必要です。空間ごとの目的や雰囲気に合わせて活用することで、その良さがより引き立ちます。
3.1. 玄関まわりに設置して趣のあるお出迎えを演出
玄関は家の顔とも言える大切な空間です。そこに古建具を取り入れることで、一歩足を踏み入れた瞬間から和の趣を感じられるおもてなしの空間が完成します。たとえば、古い格子戸を玄関ホールとリビングの間仕切りに使用すれば、視線を遮りつつも光や風を取り込め、閉塞感のない空間演出が可能です。
また、障子や欄間を再利用した壁面装飾も人気で、玄関周辺の印象がぐっと引き締まり、住まい全体の雰囲気を格上げしてくれます。
3.2. リビングや和室で空間の表情に深みを出す
家族が集まるリビングや和室は、落ち着いた雰囲気を大切にしたい空間です。そこに古建具を取り入れることで、穏やかな空気感と日本ならではの美意識が融合した心地よい空間が実現します。
特に欄間や障子は、間接照明との組み合わせで幻想的な光を生み出す演出にも適しており、夜のひとときにもぴったりです。古建具の素材やデザインに合わせた畳や家具と組み合わせることで、空間全体の統一感が高まり、居心地の良さがぐっと向上します。
3.3. 洗面所やトイレなどの小空間にも活用可能
古建具は広い空間だけでなく、小さなスペースにも上手に取り入れることで、大きな効果を発揮します。たとえば、洗面所の収納扉に格子戸を再利用することで、空気がこもりにくく、見た目にも美しい収納に早変わりします。
また、トイレの入口に引き戸タイプの古建具を採用すれば、スペースの有効活用ができ、機能性とデザイン性を両立できます。小空間でも古建具が持つ個性と存在感によって、普段あまり意識されない空間にこそ特別感が生まれるのです。
4. 古建具を美しく見せるインテリアの工夫
古建具の魅力を最大限に引き出すには、住まい全体のインテリアと調和させる工夫が必要です。雰囲気を損なわず、引き立てるためのポイントをご紹介します。
4.1. 色味と素材を合わせて統一感を演出する
古建具には、経年変化による独特の木の色味や質感があります。その風合いを引き立てるためには、周囲の壁材・床材・家具といった要素に、似たトーンやナチュラル素材を取り入れるのがおすすめです。たとえば、白い壁よりもベージュ系や和紙風クロスのほうが、古建具の木目や細工を柔らかく際立たせてくれます。
また、無垢材の床やラタン素材の家具を組み合わせることで、全体として温かみのある落ち着いた空間が生まれ、古建具が違和感なく溶け込むインテリアに仕上がります。
4.2. 照明の使い方で陰影と趣を演出する
古建具の美しさを引き立てるうえで、照明の演出は非常に効果的です。特に格子戸や欄間などは、光を通した際の陰影が魅力の一つ。間接照明やスポットライトを使って陰影を映し出すことで、時間帯やシーンに応じた雰囲気の変化を楽しめます。
昼間は自然光が差し込む配置にし、夜はやわらかい電球色の光で木のぬくもりを際立たせると、視覚的なアクセントとなります。照明器具も和モダンなテイストで揃えることで、全体に統一感のある演出が可能です。
4.3. 飾るように使うことで“見せる建具”に
古建具は、実用的な扉や仕切りとして使うだけでなく、“見せるインテリア”として活用することも可能です。たとえば、取り付けずに立てかけることで空間に奥行きを持たせたり、壁面の装飾として吊るしたりすれば、アートピースのような存在感を放ちます。
さらに、古建具の一部を再利用してオリジナルのパーテーションや棚の扉に加工することで、機能とデザインの両立が図れます。飾る・魅せる・使うという三つの視点から工夫することで、古建具はより一層引き立ちます。
5. まとめ
古建具の取り付けは、住まいに「和の趣」と「深み」をもたらすだけでなく、日常の暮らしに穏やかな時間と豊かな空気感を届けてくれる、価値ある選択です。東広島市のような自然に囲まれた環境でこそ、木のぬくもりや手仕事の美しさが活きる古建具は、その存在だけで住まい全体の印象を格上げしてくれます。現代的な住宅にも違和感なく調和し、独自のアクセントを与えてくれるため、リフォームやリノベーションの一環として取り入れる方が増えています。
また、古建具は見た目だけでなく、光や風の取り入れ方、圧迫感を抑えた間仕切りなど、生活に直結する機能性にも優れています。さらに玄関・リビング・トイレなど空間ごとの使い方によって、雰囲気を変えながらも一貫したテーマ性を保つことができるため、「和のある暮らし」を実現する理想的なアイテムとなります。そして、色・照明・素材選びなど、インテリア全体を調和させる工夫によって、古建具の魅力をより引き出すことが可能になります。
「古民家の趣を取り入れたい」「シンプルな空間にアクセントを加えたい」そんな方には、古建具の取り付けはとてもおすすめです。建具の選定から設置、インテリアとのバランスまで、住まいに合った提案を受けることで、自分らしい空間を実現することができます。まずは、お近くのリフォーム業者にご相談いただき、理想の暮らしを形にしていく第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
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