【東広島市 シロアリ対策】気づかないうちに被害拡大!?定期チェックの重要性とは

目次

1. はじめに

シロアリは住宅に静かに忍び寄り、気づかないうちに大きな被害をもたらす恐れがあります。被害が表面化した頃にはすでに構造部分が深刻な損傷を受けていることも多く、高額な修繕費用が必要になるケースも少なくありません。

とくに東広島市のように温暖多湿な気候では、シロアリの発生リスクが高まります。快適で安全な暮らしを守るためには、日頃の予防と定期的なチェックが非常に重要です。本記事では、シロアリによる被害の実態と、早期発見・対策のポイントについて詳しくご紹介します。

2. シロアリ被害がもたらす深刻な影響

シロアリによる被害は建物の寿命を縮めるだけでなく、資産価値の低下や安全性の喪失にもつながります。放置することのリスクを理解しておきましょう。

2.1. 木材の内部から食い荒らされる見えない破壊

シロアリの怖さは、その活動が目に見えにくいところにあります。床下や壁の中、柱や土台といった住宅の構造を支える木部を内部から静かに食い進めていくため、外観からでは被害の有無が判断しづらいのが実情です。気づいたときには柱がスカスカになっていたり、床が沈むなどの症状が出てくることもあります。

被害が進行すると、補修だけでなく構造補強の工事が必要になるケースもあり、費用・工期ともに大きな負担となることがあります。

2.2. 建物の耐震性が低下する危険性

シロアリが食害を起こす場所は、建物を支える基礎に近い構造材が中心です。これにより、本来備わっている耐震性が著しく低下する可能性があります。とくに日本は地震が多いため、見えないうちに柱や土台が脆くなっていたことで、地震時に倒壊のリスクが高まるという事態にもなりかねません。

耐震補強だけをしていても、シロアリ対策がされていなければ意味をなさない可能性があるため、防蟻処理も同時に行うことが、真に安心できる住まいの条件といえます。

2.3. 家の資産価値や売却価格に影響

シロアリ被害は、家の評価額にも大きな影響を与える要因となります。万が一、売却や相続などを考えている場合、シロアリの痕跡があるとそれだけで査定額が下がったり、売買契約時のトラブルの原因になることもあります。

また、買い手がつかなくなるという可能性もあるため、長期的に見ても資産価値を守るためには早めの対策が必要です。住宅を「住む場所」としてだけでなく、「資産」として大切にしていくには、シロアリ対策を後回しにしないことが重要です。

3. 被害に気づくための初期サインとは?

シロアリの被害は進行してからでは対処が大変です。早期に気づくためには、日常の中で注意すべきポイントを知っておくことが大切です。

3.1. 木材を叩いたときの空洞音に注意

床下や柱などの木材を軽く叩いた際、通常よりも「ポコポコ」と軽い音がする場合は、内部が食害を受けている可能性があります。シロアリは木材の内側だけを食い荒らし、外側の薄い部分だけを残す習性があるため、ぱっと見では問題がなさそうに見えても、実際には深刻なダメージを受けていることがあります。

床がふわふわする、踏むとたわむ感触があるなども、同様のサインです。これらの兆候を感じたら、専門業者による調査を早めに依頼しましょう。

3.2. 羽アリの発生や蟻道の確認

シロアリの活動が活発化する春から初夏にかけて、羽アリが室内や窓付近で目撃された場合は要注意です。これは新しいコロニーをつくるために飛び立つ繁殖行動の一環であり、近くに巣が存在する可能性があります。

また、床下や基礎部分、コンクリートの割れ目などに、土や泥でできた蟻道(ぎどう)が見つかることも重要なサインです。これはシロアリが乾燥や光から身を守りながら移動するためのトンネルで、確認された場合は即時の対応が必要となります。

3.3. ドアや窓の開閉が重くなる違和感

シロアリの被害は、構造材のゆがみを引き起こすことがあり、それによってドアや窓の開け閉めがしづらくなるという現象が起きます。特に梅雨時や雨上がりのタイミングでこのような違和感を感じた場合、単なる湿気の影響ではなく、シロアリによる構造変化の可能性も考えられます。

普段と違う操作感があった場合は、それを放置せず原因を探ることが早期発見につながります。気になる場合は専門家による建物診断を受けてみましょう。

4. 定期点検と予防対策の進め方

シロアリ被害を未然に防ぐためには、定期的な点検と、計画的な予防対策が欠かせません。被害が出てからではなく、出る前に対処するのが賢明です。

4.1. プロによる点検は5年に一度が目安

一般的に、シロアリ防除工事の効果は5年程度とされているため、少なくとも5年に1度は専門業者による点検を受けることが推奨されています。とくに過去に一度も防蟻処理をしていない家や、築10年以上の住宅では、目に見えない場所にリスクが潜んでいる可能性が高いため、早めの確認が重要です。

床下や基礎部分のチェックは、個人では困難なことが多いため、定期的にプロの目で診てもらうことで、被害を防ぐための第一歩となります。

4.2. 被害がない段階でも予防処理が効果的

「今は被害がないから大丈夫」と思っていても、シロアリは気づかぬうちに家の中へ侵入します。そのため、まだ被害がない段階で薬剤による予防処理を行っておくことが非常に有効です。薬剤の種類には、木材に直接塗布するものや、土壌に散布するタイプなどさまざまあります。

人体やペットにやさしい低臭・低刺激性の薬剤も登場しており、安全性を重視した対策も可能です。初期投資にはなりますが、将来の高額な修繕費を防ぐ保険のようなものと捉えておくとよいでしょう。

4.3. 家の構造や環境に合わせた対策が大切

シロアリ対策は、どの家にも一律の方法が通用するわけではありません。たとえば、床下が狭く点検が困難な場合や、コンクリート基礎の状態、湿気がたまりやすい土地条件などに応じて、対策の方法を変える必要があります。

また、定期点検とセットで、床下の換気対策や雨漏り防止、植栽の見直しなど、住まい全体の環境改善にも目を向けることで、より効果的に再発を防止できます。信頼できる専門業者に相談し、住まいに合ったオーダーメイドの対策を進めましょう。

5. まとめ

シロアリ対策は、住宅を長く快適に、そして安全に保つために欠かせない重要なメンテナンスの一つです。とくに東広島市のように湿度が高く、自然に囲まれた住環境では、シロアリの発生リスクが高まる傾向にあります。被害が出てから対応するのでは遅く、見えないところで着実に進行していくシロアリの被害は、気づいた時には建物の寿命や耐震性にまで大きな影響を与えてしまうこともあります。

この記事でご紹介したように、シロアリの被害は柱や土台の腐食、建物のゆがみ、さらには資産価値の低下といった深刻な結果を引き起こします。だからこそ、早期の発見と予防が何よりも大切です。日常の中でのちょっとした違和感、たとえば床の軋みや羽アリの目撃といったサインを見逃さず、定期的なプロの点検を受けることで、被害を未然に防ぐことができます。

また、シロアリ対策は家の構造や環境に合わせた対応が必要です。自宅の状況に適した予防方法を選び、必要に応じて床下の通気改善や雨漏り対策など、総合的な住環境の見直しを行うことも、シロアリを寄せ付けない住まいづくりには不可欠です。「うちは大丈夫」と思わずに、ぜひこの機会にご自宅の状態を確認してみてください。

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